いらっしゃいませ!

「ピカリ産直市場お冨さん」では、新潟の農家さんこだわりの農産物を販売しています。
農家さんとお客様をつなぐ「農と食の架け橋」となるべくスタッフ一同、日々奮闘しております。

Point 1
当店スタッフが畑(現場)まで行き
納得いく厳選された野菜達だけが店頭に並びます
Point 2
県内契約
農家さん
200名!
Point 3
農家さんと直契約だから野菜への
ストレスが少なく
発送がスムーズ!
 
 
 
 
 
 
 
 

営業日カレンダー

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プチぷよというミニトマトの品種から「天使の唇」というブランドトマトが誕生、人気を博しています。
一つ一つピカピカに磨かれて光り輝く真っ赤な実には、農業×福祉×最先端のシステムという、たくさんの挑戦が詰まっていました。

 


「天使の唇」生産者

伊藤達也さん
(特例農業法人株式会社たくみファーム・
新潟市西蒲区)



野菜ソムリエも絶賛
「天使の唇」

たくみファームで作られているブランドトマト「天使の唇」は皮が薄く、かんだときの反発がほとんどありません。
さらに後から広がる甘みがまた格別!その食感とおいしさが評判となり、日本野菜ソムリエ協会主催の
「野菜ソムリエサミット」では「さくらんぼのような外見と食感で、甘みと酸味がぎゅっと詰まっている」など高い評価を受け、2016年に見事金賞を受賞しました。

「天使の唇」が栽培されているのは、角田山を望む新潟市西蒲区越前浜。
ここで農場を運営するたくみファームの伊藤達也さんは、トマトを育てて約7年半。「『天使の唇』は、糖度が11〜12度と甘くてジューシーなので、生でそのまま食べるのが一番おすすめです。
ちょっと手を加えるのであれば、コンポートや蜂蜜漬けにしてもおいしかったですね。料理人の方がピクルスにしてくれたものを食べたことがありますが、酢の酸味とトマトの甘みが絶妙でした。加熱をするとさらに甘みが増すので、豚汁や天ぷらの具材など色々な可能性があると思います」と話します。
「水耕栽培と土耕栽培のいいところどり」と伊藤さんが語る養液土耕栽培は非常に先進的なシステムです。
情報通信技術を使って、生産量や生育記録などをシステムで管理し、スマートフォンから作業内容や時間などを登録しています。
水やりもセンサーで土の状況を確認して、自動的に養液と水が混ざったものを適量流していきます。



農業×福祉の新しい関係


たくみファームでは、通年でミニトマトを生産しています。育て、収穫し、選別し、出荷する。その過程には必ず人の手が必要であり、活躍しているのが障害者のスタッフです。
農場内には誰でもわかりやすいように注意書きの看板の字が大きく書かれていたり、イラストで表記するなど工夫がされています。
「障害者の方は絵の方が覚えやすい傾向があり、ハウス内の温度計は針の角度で色でも気温が分かり一目瞭然なんです」。
このように細やかなところまで配慮することで、お互いにストレスのない仕事が可能になっています。
農業と福祉の連携は大きな可能性を秘めており、伊藤さんも「左半身不随の方が農業をすることで体力がつき、就労に結びついたこともあるんですよ」
と手応えを感じている様子。こういった取り組みは農福連携と呼ばれ、現場からも「とても働きやすく、やりがいを感じる」と、うまく連携が取れていることがうかがえます。後継者不足や高齢化が懸念される農業において、注目の取り組みとなっています。



「天使の唇」を食べて、
金&銀メダル!

2018年1月には、平昌オリンピック直前の調整にロシアから新潟市を訪れていたフィギュアスケートの選手団へ「天使の唇」がプレゼントされ、その様子はテレビでも放映されました。
「オリンピック選手に食べてもらえたのはうれしいし、女子のザキトワ選手とメドベージェワ選手が揃って金・銀メダルを取ったのは本当にうれしいですね」と伊藤さんも顔をほころばせていました。
「天使の唇」は今、新潟の顔に成長しつつあるようです。

安心・安全な栽培法で
国際基準をクリア

ITを活用するなど独自の栽培方法を確立することで、たくみファームの野菜作りは農産物の国際基準「グローバルGAP」認証を取得。現在、新潟県でこの認証を受けている農家は6軒あり、うち野菜農家で認証されているのはたくみファームだけです。グローバルGAPは国際競争力をつけるためには不可欠と言われているもので、「天使の唇」のおいしさはもちろん、高品質で安心安全な商品の提供につながっています。
また、認証を取得することでオリンピック・パラリンピックへの食材提供が可能になります。伊藤さんいわく「国内でも農福連携とグローバルGAPを取得しているのはうちともう1軒だけですね。今後は生産量をもっと増やして、東京オリンピックではトマトを提供できるようがんばりたい」とのこと。さらに「『天使の唇』が新潟来県のきっかけになったらいいですね」と、伊藤さんの挑戦は続きます。

私たちが作りました!

生産者紹介